マクドナルド店長の戦い

http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20080128AS1G2800O28012008.html

これまでの判例でも、企業が労基法上の「管理監督者」を拡大解釈していることが指摘されてきているのに、現状は何も変わらず。

どうやら自分も「管理監督者」扱いらしいが、請求できる2年分残業代は多分 100 万程度。これで裁判起こして、公判を続けて、会社にも居づらくなって、40 を過ぎて仕事を失いかねない状況を、家族を抱えてまでやるか、といったら、自分にはやれない。この店長、偉いなぁ。

偽装請負にしても、違法派遣にしても、この件にしても、企業は利益のためなら何でもやる。違法と分かっていても、見つからなければやる。裁判を起こされる確率は極めて低いし、万が一、労基署に見つかっても注意されるだけ。損益に関わらなければ、法はあってないようなもの。

今、一番簡単なコスト削減方法は人件費。すべては「国際競争力の確保」のため。そのためなら、「違法状態」を合法化すればいい、と、真顔で語る人たち。

サラリーマン辞めたいなぁ...