2014-01-01から1年間の記事一覧

せきゅぽろ 19

久しぶりに参加したせきゅぽろの勉強会は、Google に名前を入れると、広島出身のテクノポップアイドルの名前がサジェスチョンされる、辻 伸弘さんでした。辻さんは何度かせきゅぽろにいらっしゃっているはずですが、私個人は初めてでした。テーマはまず最初…

IPv6 ネタの落ち穂拾い

IPv4 と IPv6 の用語の違い IPv6 に慣れてしまえば、IPv6 用語を使った方がより正しい表現になるのは分かっていても、IPv4 で慣れ親しんだ用語を使わないと、なかなかイメージしづらい事が多いです。今回、意図的に IPv6 用語を最小限にした書き方にしたのも…

RFC 3484 の呪い

昔、DNS ラウンドロビンが当てにならなくなってきたのは RFC 3484 の影響、という事を書きました。IPv6 と RFC3484 - JULYの日記この RFC は 6724 で更新されています。RFC 6724 - Default Address Selection for Internet Protocol Version 6 (IPv6)この RF…

Stateless と Stateful の狭間

IPv6 アドレスの stateless な自動設定に関する RFC は 2014 年 4 月現在、4862 です。RFC 4862 - IPv6 Stateless Address Autoconfigurationところが、RFC の中に明示的に stateful な自動設定に関して記述しているものは見つかりませんでした。強いていう…

DHCPv6 登場

IPv6 アドレスの自動割り当ては、 RA による stateless DHCPv6 による statesful の2つがあるのは、IPv6 の解説には必ず登場する有名な話です。で、DHCPv6 を使って stateful な IPv6 アドレスの割り当てをする場合、RA の M フラグと O フラグを設定する事…

IPv6 でアドレスの手動設定はイヤ

IPv6 では、ルータが送信する RA(Router Advirtisement:ルータ広告)の情報に含まれるプレフィックスから、自動的にアドレスが決定される、という話は有名です。実際、個人向け IPv6 で、ご家庭用ブローバンドルータを使った時に、端末側に振られる IPv6 …

IPv6 に NAT が無いことの影響

我が家に IPv6 環境がやってきました。フレッツ光ネクストの回線にして、ISP 側に申し込んで、IPoE(いわゆるネイティブ方式)で IPv6 のインターネットにつながりました。おそらく、多くの一般家庭であれば、今時のルータさえ用意すれば、特段、意識するこ…