コーディング規約

http://www.hatena.ne.jp/1086523013 のいわしで「i, j, k を使ったらクビ」という話がありましたが、私も真っ先にクビですね(^^;。ふと思って ruby のソースを覗いてみたら、やっぱりたくさんありますね、for 文で i としているケース。まつもとゆきひろさんもクビになっちゃう(^^?

メンテナンス上、コーディング規約を設けないと保守できない、というのは分かるんですけど、つまんないコーディング規約のために、かえって保守性が悪くなっているケースを経験したことがあります。とにかく、ソースコード中に修正箇所をコメントアウトで残す、というもの。そのソースを引き継いで改修、という機会があったんだけど、最初の作業は、それらのコメントを取り除いて、有効なコードのソースを取り出すことでした。

きれいでメンテナンスしやすいコードを書く、というのは難しいもので、「規約」のような紋切り型の対策では、必ずしも解決しない。理想を言えば、メンテナンスをする側で、きっちりレビューして修正していくぐらいじゃないと、メンテナンスしやすいソースを維持するのは難しいような気がします。でも、会社にとってはメンテナンスはお金を生まないと言って軽視されがち...。http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040531/145101/ のように、保守、テストといったところを軽視するやりかたが、いつまで続くのか...。